工芸

工芸品

 京 都 の 工 芸 品



京都の伝統的な工芸品は奈良時代に始まり、平安遷都後に朝廷や公家
貴族、寺社などの上流階級の工芸品に対する、審美眼的要望に
専門職人が応え、努力精進して伝統的な高級工芸品として発展して
いきました。


鎌倉時代、武士が台頭し、政治の中心は貴族から武士に移りましたが
工芸品は、武士の衣装や家具調度品などを装飾するものとしての需要が
増えました。また仏教や茶の湯の隆盛によりわびやさびを前面に出した
芸術品として京都の伝統的な工芸品は発展していきました。



■西陣織



平安中期以降、朝廷直属の職人達が織物業を始めたのが起源と
されています。

西陣という名前の由来は 織物業の大舎人座という一派が大舎人町で
織物業を始めたのですが、当時この町には応仁の乱で山名宗全ら西軍
の陣地があったことから後に西陣と呼ばれるようになりました。



■清水焼

京都で造られる焼き物を総称して京焼といいます。



清水焼は、その京焼きの中の一派で、江戸時代前期の陶工の
野々村仁清が鮮やかな色彩の陶器「古清水」を完成させ、後に尾形光琳
などが独自の優雅な装飾を施して大衆化させていきました。

清水寺のある五条坂付近一帯がその中心だったところから
一般に清水焼と呼ばれるようになりました。



■京仏壇・仏具

6世紀の仏教伝来から、各宗派や寺院ととともに発展していきました。

彫刻や金箔、金具、仏像、仏壇、香炉、燭台など、何百種類にもおよぶ
工芸品はすべて伝統的な手造りによって生み出されていきました。



■京指物

指物とは、釘などを一切使わずに、箪笥や文机、茶道具、硯箱などを
木の板をさし合わせて組み立てていく調度品のことです。

室町時代以降、専門職人が定着し京都の工芸品の一つとして
発展していきました。



■京人形



伝統的な技術が子々孫々に伝えられていき、雛人形、五月人形、御所人形
市松人形などが、細かく分業化されて生み出されていきました。



■京友禅



友禅は、元禄年間に確立された着物の反物に様々な色調で模様を
染めていく技術です。鴨川などで染めた友禅の、糊をおとす友禅流しは
京都の風物詩でした
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