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「宮参り」「食べ初め」「十三参り」「事始」「おけら参り」
「大文字」「地蔵盆」「家の敷居は踏まない」
「新しい履物を履いたまま土間に下りない」
「節分には太巻きを食べる」
「比良八講」が済むと春が来る
「祇園祭の間は胡瓜を食べない」というような
風習が残っています
■「お宮参り」
生後一ヶ月経つと「お宮参り」という行事があります。
京都では、赤ちゃんの産着の肩に 扇子を白い半紙で
巻いて麻糸で縫いつけ、額に男の赤ちゃんは「大」
女の赤ちゃんは「小」という文字を紅で書き
お宮でお祓いを受けます。
これは、男はたくましく、女は優しく女らしい女性に
育って欲しいという願いが込められています。
■「食べ初め」
生後120日目に食べ初めという儀式を行ないます。
これは「一生食べ物に不自由しませんように」という
願いを込め、赤飯や尾頭付きの鯛などのお祝いの
膳を用意し、歯が丈夫になりますようにと小石を噛ませたり
蛸の足を噛ませたりします。
■「十三参り」
京都では、子供が数え年で13歳になると、嵐山にある
法輪寺の虚空蔵さんに、知恵や福、徳、願い事が
かないますようにとお参りに行く風習です。
男女とも正装しますが、特に女の子は着物を着て
お参りすることが多いようです。
これを京都人は「十三参り」と呼んでいます。
お参りした帰り道、嵐山の渡月橋を渡り切るまでに
後ろを振り返ると授かった知恵や福が逃げていくという
言い伝えがあります。

渡月橋と法輪寺
■「事始め」
京都では、12月13日に「事始め」という風習があります。
これは、お正月の準備に今日からとりかかりますという
意味を込めています。
ひと昔までは、必ず分家は本家へ、弟子は師匠へと
挨拶にいきましたが、今では一部を除いて
廃れてきています。
昔からのしきたりを重んじる花柳界では
今でもこの風習が残っていて、舞妓さんや芸子さんが
この日に鏡餅を持って師匠の家に挨拶に行きます。
■「おけら参り」
大晦日の夜から元旦の未明にかけての行事で
祇園の八坂神社に参詣し、火縄(吉兆縄)に
火(をけら火)をつけてもらい、その火縄を消えないように
ぐるぐる回しながら家に持って帰り、新しい新年の火として
神棚の灯明を灯したり、雑煮を炊くかまどの火種に
したりします。無病息災を願う風習です。
ちなみに、京都の元旦の雑煮は白味噌で作ります
■「大文字」
毎年8月16日、京都では大文字の送り火が行われます。
お盆で家に帰っておられた祖先が、あの世に帰られるのに
送り火で見送る風習です。

京都を取り巻く五つの山に「大」や「妙法」の文字と
舟や、鳥居の絵が暗くなった山々に鮮やかに浮かび
上がります。
■「地蔵盆」
子供たちを中心に、8月23日の前後に行なう行事で
普段子供たちを守ってもらっている各町内の地蔵尊に
お礼する祭りです。

■「家の敷居は踏まない」
家の襖などの敷居は人の頭を表していて
踏むと出世出来ないと言われています。
■「節分には太巻きを食べる」
節分に、その年の恵方に向かって、願い事を念じつつ
太巻きを食べると御利益があると言われています
■ 「比良八講」が済むと春が来る
毎年3月26日は「比良八講(ひらのはっこう)荒れ終い」と
言われていいます。
琵琶湖で遭難し水死した人を弔うため、比良山麓にある
比良明神で行われる法華八講の法会の行事で
この日が済むと京都にもやっと春がやって来るといいます。
不思議に毎年3月26日前後には、「荒れ終い」と
いわれるように冷たい突風が京都の町を吹き荒れます。
■ 「祇園祭の間は胡瓜を食べない」
胡瓜の切り口が八坂神社の紋に似ているから。
■「新しい履物を履いたまま土間に下りない」
はいたまま下りると不吉なことが起こる
と言うような風習が今でも残っています。
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