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京菓子は、平安京の時代から、宮中や貴族、神社や寺院の
儀式などで用いられるようになり、茶道文化の発展と共に
盛んになっていきました。
京都は、良質の水に恵まれ、また近隣には近江の米や
丹波の小豆などの菓子の材料が豊富にありました。
鎌倉・室町時代には栄西禅師が茶の湯と点心を伝え
多くの饅頭がつくり出されるようになりました。
そして、公家や貴族などの上流階級しか食べられなかった菓子が
一般庶民にも広がり始め、神社や寺の門前などで売られるようになり
茶店なども盛んになっていきました。
その後、卵や砂糖をふんだんに使った南蛮菓子が伝わり
和菓子として発展していきました。
茶の湯が盛んになると共に、古今和歌集や四季折々の風物からの
銘をつけた菓子なども盛んに生まれてきました。
京菓子は、目で形や色を味わい、口で味や香りを味わい
耳で名前を味わうというように五感で味わいます。
また、桜の花で春を、紅葉で秋をというように
季節感を表すことが大切なことだとされています。
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